ミネラルウォーターをもっと詳しく

いつの間にか、日本でも普及したミネラルウォーター。
日本ミネラルウォーター協会によると、現在流通しているミネラルウォーターは約1000銘柄にもなるそうです。

日本では、農林水産省は「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」を制定し、ミネラルウォーター類を4つに分類しています。

ナチュラルウォーター

特定の水源から採取された地下水。
ろ過、沈殿、加熱殺菌以外の処理をしていません。

ナチュラルミネラルウォーター

ナチュラルウォーターの中でも、地中のミネラル分が溶解した地下水。
ろ過、沈殿、加熱殺菌以外の処理をしていません。

ミネラルウォーター

ナチュラルミネラルウォーターと同じ地下水に、ろ過、沈殿、加熱処理の他に、オゾン殺菌、紫外線殺菌、ミネラル分調整、ブレンド、曝気などを行ったものです。

ボトルドウォーター

地下水以外の水、あるいは地下水でも成分を大きく変化させる処理を行ったもの。
処理方法に限定はありません。

次に、ミネラルウォーターをその成分で分類した時に、「硬水」「軟水」という言葉を使います。
この基準に使われる「硬度」は、水に含まれるカルシウム濃度、マグネシウム濃度で粟原される指標で、算出基準は国によって異なります。

そのため、硬度を分類する基準はさまざまですが、

硬度100以下   → 軟水
硬度101~300 → 中軟水
硬度301以上   → 硬水   

がおおよその目安となります。

硬水に含まれるカルシウム、マグネシウムは、地下の岩石から時間をかけて溶けだしたものです。
そのため、日本やイギリスの島国は滞留年数が短いため、地下水の硬度が低くなる傾向にあります。
逆に、石灰岩地質が卓越し、滞留年数も長いヨーロッパ大陸の地下水は硬度が高い傾向にあります。
また、海外のミネラルウォーターには、炭酸ガスを含むミネラルウォーターも少なくありません。

軟水の特徴

人の味覚に個人差はありますが、日本人になじみのある水のほとんどがこの軟水です。
軟水はのどごしさわやかです。
日本料理に使ったり、緑茶を入れたりするのに適していると言われています。

硬水の特徴

欧米のナチュラルミネラルウォーターの多くが、硬水に分類されます。
スポーツ後に不足しがちなミネラルを補給する目的で摂取するのに適していると言われています。

中硬水の特徴

硬水と軟水の間の性質をもち、適度な量のミネラルを補給できます。
スジ肉の煮込みをはじめとした、西洋風料理や苦みの強いエスプレッソなどと相性がいいと言われています。